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後発医薬品

「後発品への変更不可」

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4月から新しくなった処方箋。何が新しくなったかというと、右下にある「後発医薬品への変更不可」の欄だ。3月までは「後発医薬品への変更可」だったので、後発品を出したい時だけサインするものだったのが、今度は基本的に後発品OKで、どうしても医師が拒否権を発動したい時はサインするようになっている。いちいちサインしていたら外来が終わらないので、サインしないだろう・・・という読みは正しいと思う。私も最近まで一度もサインしなかった。
今週、バイト先の病院で「後発品でない薬でお願いします」という患者さんが現れた。この方の場合今まで2種類程度は後発品になっていた。そのうち一種類が降圧剤。血圧がなかなか下がらないことに不安を覚えたようだ。確かに、同じ成分を謳っていても基材が違うなどの理由で溶けにくかったり、吸収されにくかったり、作用が弱い・作用時間が短いなどの問題点は多いようだ。その点を説明し、今回は正規品で処方し、差が出るかどうか比較することにした。
今週はまた、某大手製薬会社の説明会で、後発品対策のプレゼンを見せられた。そのメーカーの看板商品である薬剤の後発品は10種類以上あるのだが、後発品の溶解試験をしたら水に溶け切らないとか、先発品と後発品の血中濃度の比較なども出てきて、確かに酷い商品もあったが、遜色ない効果のあるものもあって興味深かった。先発メーカーには嫌われるだろうが、「ちゃんと効く後発品」を調べてデータベース化できれば患者にとってメリットは大きいと思う。

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