後発医薬品

経口セフェム系抗生剤は後発品に

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経口セフェム系抗生剤は後発品に

アルバイト先の病院で、常勤の先生と雑談をしていた。その先生をA先生としよう。
A先生曰く、「もうすぐフロモックス(経口セフェム系抗生剤)も後発品が出る。そうなるとセフェム系は全て後発品が揃うことになる。先日某メーカーがその後発品を売り込みに来たが、中国製だそうだ。日本人は中国産食品に対しては敏感に反応するのに、どうして薬剤には無頓着なのだろう。」

塩野義製薬のフロモックス。私はこれが好きで、第一選択で使っている。いよいよ特許切れが迫っているようだ。ちょっとデータが古いが、吉川医薬経済レポートによると2003年のフロモックスの国内売り上げは345億円だ。経口抗生剤ではクラビット(474億円)に次いで2位。ARBなどには及ばないが、結構マーケットは大きい。だから後発品メーカーが狙っているのだろう。

しかし,m3のアンケート結果によれば、医師の多くはフロモックスを後発品に変えたくないようだ。

フロモックス以外で今後後発品が出ても「後発品に変更不可」としたいとされたのは同じくメジャーな抗生剤のクラビット、SU剤のアマリール。医師側の考えとしては以下のようなものだろうか。後発品の殺菌力が十分でなければ患者を救命できないかもしれない。また、効きの悪いSU剤なんて使いたくない、というところだろう。最初にご紹介したA先生の言いたかったこともこういうことなのだと思われる。先発品メーカーは「こんなに効くんです」というエビデンスを示せるぶん、抗生剤戦争ではまだまだ優位な気がする。

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