後発医薬品

グッドミン

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グッドミン

今日のジェネリック医薬品 改訂第3版

また後発品ネタで失礼します。

バイト先の病院で、後発医薬品を頻用している病院があります。そこのラインナップに日本ベーリンガーインゲルハイムの「レンドルミン」(一般名:ブロチゾラム)の後発品でグッドミンという薬があります。「グッドな睡眠」という意味?しかもレンドルミンのゾロであることを容易に想起させる絶妙な命名です。このネーミングセンスに衝撃を受けました。最近は行政からの指導が入って「後発品の名前は原則一般名とする」ことになっているようです。分かりやすいですが、こういう密かな楽しみが減ってしまいました。

おくすり110番でブロチゾラムの薬価とネーミングをご覧下さい。容易にレンドルミンを想起させる名前と、全く何のゾロかわからない名前があります。一般名に統一する通達は後者が理由でしょう。現場が混乱するので。先発のレンドルミン/レンドルミンD :31.7円に対し、後発品は7.5-12.7円で結構バラツキがあります。

アムロジピン関連の過去記事でも述べたように、OD錠を処方箋に記載された場合は原則OD錠を処方せねばなりません。現在のところ、レンドルミンDに対し後発品にODが無いのでベーリンガーとしては極力ODを推進したいものと思われる。

レンドルミンの市場規模はどうか?ベーリンガーのホームページによると2007年一年間の国内市場のレンドルミンの売り上げは133億円。意外に小さい。アレジオンの方が上とは意外である。トップはミカルディスで671億円と巨額。やはりARBは儲かるようです。

大学に出入りしているベーリンガーのMRさんは「ミカルディスを一日80mgご処方下さい!」と連呼して廻っていますが、それだけで一日300円ですよ。患者さんの負担を考えると、ARBの単独・高容量処方は避けたいところです。併用は患者さんによって可・不可があるので一概には言えませんが、ARB増量より少量利尿剤併用の方が効果が高いです。フルイトラン1mg+ARB通常量くらいのほうが遥かにコストパフォーマンスは高いでしょう。

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