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境界型に対する介入

DPPアウトカム試験の結果公表

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DPPアウトカム試験の結果公表

境界型を糖尿病に進展させないことは、船橋市の糖尿病診療に携わるものにとって重要な課題である。最近の話題としては、武田のベイスンが境界型にも保険適応となったことだ。

境界型に介入して進展抑制をしたスタディとしては、STOP-NIDDMとDiabetes Prevention Program (DPP)が双璧をなす。詳細は過去記事をご参照いただきたいが、今回発表された「DPPアウトカム試験」は生活習慣の改善とメトホルミンの投与の両者が糖尿病発症を抑制することを示したDPP(追跡期間2.8年)をさらに長期間追ったものだ。

DPP (追跡期間2.8年)での糖尿病発症抑制率は、減量+運動群で58%低下に対してメトホルミン投与群で31%低下であったのだが、DPPアウトカム試験(追跡期間10年)糖尿病発症リスク低下率:強化ライフスタイル介入群34%、メトホルミン群18%となっており、メトホルミンが有効であることは変わらないものの、依然としてライフスタイル改善群の方が糖尿病発症率が低く抑えられていることが明らかとなった。生活習慣のを改善を根気良く続けることがベストということが証明されたわけだ。


文献
  • Diabetes Prevention Program Research Group. 10-year follow-up of diabetes incidence and weight loss in the Diabetes Prevention Program Outcomes Study. Lancet. 2009 Nov 14;374(9702):1677-86. Epub 2009 Oct 29.

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