高血圧症

Exforge HCT、米国で認可される

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ノバルティス・ファーマのアムロジピン+バルサルタン合剤 'Exforge' エックスフォージ (日本未発売)が好調だ。2009年1-6月期では全世界で3億4千万米ドルの売り上げで96%増という。

このようにExforge ( エックスフォージ )は海外で好調だが、日本市場においてバルサルタンの合剤はコディオしか発売されていない。一方、第一三共が国内でオルメサルタン(オルメテック)+アゼルニジピン(カルブロック)の合剤 レザルタス を間もなく発売する。そして、第一三共にはCS-8635 Tribenzorがある。オルメサルタン+アムロジピン+HCTZ の3剤の合剤だ。

対するノバルティスも手を拱いているわけではない。Exforgeに利尿剤であるhydrochlorothiazide(HCTZ)を追加した'Exforge HCT'が米国で4月に認可されている。臨床試験では、
Exforge HCT (アムロジピン10mg+バルサルタン320mg+HTCZ25mg)の降圧効果は、3剤のうちの2剤を組み合わせた全ての配合剤に比べて、収縮期圧で18-29%、拡張期圧で19-32%優っていた。絶対値で表記すると以下のような優位性を示した。

バルサルタン+HCTZよりも 7.6/5.0mmHg
アムロジピン+バルサルタンよりも 6.2/3.3mmHg
アムロジピン+HTCZよりも 8.2/5.3mmHg

アムロジピン+HCTZに対するバルサルタンの上乗せ効果が大きいといえそうだが、バルサルタンの用量が日本では認可されていない320mgという高用量であることに注意すべきである。薬価は非常に高くなりそうだが、降圧剤を何剤も併用する難治性高血圧症の患者さんの内服錠数を減らすことには大きく貢献してくれそうな薬剤である。

船橋市の糖尿病患者には高血圧症を合併している人が多い。船橋市の糖尿病専門医は多数の降圧剤を処方している。有効かつ低コストの合剤を使用することは医療者側、患者、そして政府の三者にとって利益になる。

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