脂質異常症

FDAがシンバスタチン・エゼチミブ併用によるがんリスクについて見解

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FDAがシンバスタチン・エゼチミブ併用によるがんリスクについて見解

2008年8月に発表されたSEAS試験。シンバスタチンとエゼチミブによる厳格な脂質低下療法は大動脈狭窄症の改善をもたらすかが検討された。1次評価項目に有意差が認められなかったうえ,実薬群でコントロール群に比べがん発症ならびに死亡が有意に増加したことから大きな波紋を呼んだ。シンバスタチン(リポバス)とエゼチミブ(ゼチーア)の併用による心血管アウトカムをみる試験(SEAS)で癌が増えるという意外な結果が出ていた問題の続報。現時点では両薬剤の使用を中止する必要は無く、引き続き評価していくべきというコメントが出されている。エゼチミブの併用療法は期待されたほどの大きな効果を生むに至っていない。

船橋市の糖尿病患者さんにもスタチンだけでは効果不十分でゼチーアの併用が不可避である患者さんは少なくない。LDL-Cの数値だけ見れば確かに下がるのだが、本当に意味のあることをしているのかどうかというと、まだはっきりしたことが言えない。続報が待たれる。

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