糖尿病内科

2型糖尿病

04/04/2010

2型糖尿病

2型糖尿病

2型糖尿病

2型糖尿病は過去に「インスリン非依存型糖尿病(NIDDM)」と呼ばれていたタイプの糖尿病です。我が国の糖尿病患者の9割以上を占めます。40歳以上の人に多いですが、後述するように生活習慣病の要素が強いため、子供や若年者でも発症することがあります。

遺伝的要因(体質)や、「過食」「運動不足」といった生活習慣、「肥満」「睡眠不足」「ストレス」などが発症に大きくかかわっています。

2型糖尿病ではインスリンの分泌のタイミングの遅れや分泌力の低下によってだんだん血糖が悪くなっていきます。肥満や運動不足が重なれば自分のインスリンが身体に作用しにくくなり悪循環に陥ります。早期であればインスリン分泌力は保たれているので飲み薬で治療が可能ですが、進行してしまうとインスリンの分泌力が落ちてしまうのでインスリン治療が必要になることも多いです。

当院の2型糖尿病治療は病気を知ること、予防や生活習慣の見直し、治療の3本柱から成り立っています。

当院では、糖尿病についてわかりやすく説明しています。生活習慣の見直しのための、運動療法、食事療法に加えて薬物による治療を行い、糖尿病治療に励み、地域の皆様のお役にたちたいと思っています。

糖尿病の合併症に対してですが、「糖尿病性腎症」は、腎臓内科と連携をして、「糖尿病性網膜症」は、眼科と連携をして治療を行っていきます。

こんな方が通院されています。

ご家族が糖尿病の方、健康診断で「糖尿病になりかけている」と指摘された方、脳梗塞と糖尿病は関係があると聞き、心配になった方、糖尿病治療開始直後の方、診察に来て、興味を持った方、食事療法で糖尿病を改善したい方

日本の成人の5人に1人が糖尿病または予備群となってしまいました。糖尿病はとても身近な病気です。しかし、初期の自覚症状があまりないため、「気がついたときには遅かった…」になりかねません。

当院は、日本糖尿病学会で認定された糖尿病専門医・指導医によるクリニックです。コメディカルとともに、糖尿病治療の質の向上と標準化、糖尿病療養指導活動促進に励み、患者様のQOL(生活の質)向上を目指しています。

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