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脂質異常症

クレストール、EUで「心血管イベント発症の一次予防」の適応

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英Astra Zenecaのクレストールが、EUにおいて心血管イベント高リスク患者の「心血管イベント発症の一次予防」に対する適応追加となった。AZの資料によれば、下記の患者が該当する。

* 高リスク患者:SCOREリスク≧5%またはFraminghamリスク>20%の患者

SCOREリスク:欧州の標準的なリスク層別化チャートであるSCORE (性別、年齢、喫煙の有無、収縮期血圧、総コレステロールあるいは総コレステロール/HDLコレステロール比)より算出される10年間の心血管疾患による死亡リスク。10年間心血管疾患の死亡リスク5%以上が高リスク患者と定義される。

Framinghamリスク:米国のFramingham Heart Studyのデータに基づくリスク評価ツール。年齢、総コレステロール、HDL-C、収縮期血圧、高血圧治療の有無、喫煙の有無といった危険因子より算出される10年間の冠動脈疾患による死亡リスクをもとにリスク層別化が行われる。10年間の冠動脈疾患死リスクが20%超を高リスク患者と定義している。

これに先立ち、今年2月にはFDAが今回に良く似た内容でロスバスタチンへの適応拡大を認めている。わが国ではまだ認められていないが、予防投与は世界的な流れか。船橋市においても、多くの糖尿病患者さんにおいてLDL-Cが高い状態が続いている。船橋市の心血管イベントを減らすためにも、早期の適応拡大が望ましい。

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