糖尿病内科

糖尿病診断基準の改定

29/05/2010

糖尿病診断基準の改訂

糖尿病

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27日から岡山で第53回日本糖尿病学会年次学術集会が開催されている。従来、日をあらためて2回の検査が必要だった糖尿病の診断を、1回の検査でできるように改定した診断基準を正式決定した。血糖値が高く、同時にHbA1c(JDS)が6.1%以上なら、1回の検査で糖尿病と診断する。7月1日から施行する。私は今回は自分の発表が無いことから参加を見送った。以前から言われていた通り、今回の総会で糖尿病の診断基準が改定となる。大きな目玉はHbA1cの採用。1回の検査で診断をつけられるので現場では有難い方向性だ。ただ、HbA1cのJDS値とNGSP値との摺合せの課題がある。日常臨床においてスムーズに受け入れ・移行ができるよう環境整備が必要だ。

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