遠隔医療

クアルコムの遠隔医療プロジェクト

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 CDMA方式の携帯電話を実用化した米Qualcommが国内でKDDIの3G回線を使った遠隔医療のプロジェクトを8月から始める。

血圧計や歩数計などの医療機器に通信機器を接続してデータを送信、医師が専用サイトで手軽に閲覧できるようにする予定です。都市に比べて交通が不自由な地方を念頭に、身体状況の改善や地域一帯の医療分析などに役立てる方針です。
クアルコムが通信装置と資金を拠出。社団法人メディカル・プラットフォーム・エイシアが大学や企業などの橋渡し役となる。プロジェクトは北海道と兵庫県で実施する。北海道の壮瞥町(そうべつちょう)の高齢者100人に、オムロンの血圧計と専用通信装置を貸し出すことにしています。通信装置は、遠隔医療サービスを手掛けるケルコムが開発したもので、KDDIの携帯電話網を利用したデータ通信機能を備えています。 

血圧計で測定したデータは、USBケーブルを介して通信装置に送信され、さらに携帯電話網を経由してケルコムのサーバーに送られます。9月から1年間、起床後と就寝前の血圧を計測します。その結果を分析し、「仮面高血圧」の発見や投薬効果の分析、合併症との関連性調査などに役立てる方針です。

仮面高血圧とは、病院では正常な血圧なのに、自宅で早朝や夜に血圧を測ると高い血圧値になる病態のことを指します。正常な血圧と思われる人の10~15%は、仮面高血圧であると言われています。通常の高血圧と同様に治療が必要です。病院での診断は難しいのですが、家庭で血圧を計測しそのデータを分析する仕組みがあれば発見できます。

高血圧患者さんに血圧手帳を渡して1日2回血圧測定してもらい、治療効果を判定することは日常診療で広く行われているが、 高血圧と診断されていない人を対象に血圧測定を行って仮面高血圧の発見に役立てようという視点が新しい。

血圧のデータを1日数回送ることで、仮面高血圧の発見や高血圧の治療効果の判定に使うようだ。データを受ける医師は地域住民に対して身体状況を改善するために日々の活動を調整するようアドバイスするとある。

これが上手くいけば、本当に遠隔医療が可能ではないだろうか。血圧計だけでなく、医師とのやり取りのためのテレビ電話システムなども附属した方が使い勝手が良い。高齢者向けなのでPCにアドオンするのではなく全部混みで一体型の方が良いだろう。

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