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米国医療ITのM&A

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米国はオバマ政権の医療制度改革で国民皆保険に移行するとみられるが、医療関係のIT関連の需要が増えることが予想され、M&Aが進んでいる。IT大手のオラクルが医療・医薬関連の管理ソフト会社買収で合意した。米フェーズフォワードを約6億8500万ドルで買収する。フェーズ社の臨時株主総会が6月22日に開かれ、賛成多数でオラクルによる買収を承認した。今後は独禁当局の承認を経て、手続きを完了する。同社のソフトは1万件を超える臨床試験で使用実績があるといい、オラクルは同社買収後、自社の医療関連部門に統合して同事業を強化する。

電子カルテでは、大手のオールスクリプツ・マイシス・ヘルスケア・ソリューションズと同業のエクリプシスが6月9日、株式交換方式で合併することを決めた。エクリプシス社の株主に同社株式1株につき、オールスクリプツ株式1・2株を割り当てる。新会社誕生で全米18万人の医師、1500の病院、1万の介護施設などを結ぶ医療情報ネットワークが誕生する。
オバマ政権の医療制度改革は、9400億ドルを投じて10年で米国内の無保険者を3200万人減らし、事実上の国民皆保険を目指す。米政府は無保険者を民間保険に新規加入させ、医療の効率化を進めるために、医療情報システムの整備を全米で進める考えで、医療IT特需への期待感が高まっている。

GEのイメルトCEOは高齢化の進行するわが国も医療IT市場が伸びると予想している。この流れには我が国も無縁ではいられないと思う。

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