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サノフィ・アベンティスの iBGStar

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iBGStar。EASDに合わせたこの発表、驚きました。iPhoneやiPod Touchに組み合わせて使える小さな血糖測定器。サノフィ・アベンティスとAga Matrixが共同開発したものである。

Mac Freakな患者層には嬉しい話かもしれない。しかし、いくつか懸念材料がある。

まず一点。インスリンを使用している(≒血糖自己測定をしている)患者さんの多くは中高年だと思う。そのような層が使い慣れた血糖測定器を手放してすぐにこれに乗り換えるかどうか、それは何とも言えない。船橋市の糖尿病患者さんのどれだけの方が乗り換えるか。船橋市の糖尿病専門医のどれだけが関心を示すのか。

もう一点。日本の場合、血糖測定器はほとんどが医療機関からの貸し出しという形を取っている。 保険適応となる血糖測定用の針・チップも病院指定の場合がほとんどだ。病院の方針としてiBGStar を導入するという取り組みをしないと、なかなか普及しないのではないかと思う。

最後に一点。病院の方針としてiBGStar を導入するとした場合。iBGStar glucose meter 単体で貸し出ししてもその潜在能力を最大化できないので、iPhone or iPod Touchを併せて貸し出す(または買ってもらう)必要が生じるだろう。ここがネックになる。

iBGStar glucose meter はもちろん単体でも使用可能(カラースクリーン付き、検査結果300件メモリー可能)。血糖値の管理は、iPhoneにダウンロードするアプリで管理可能。血糖値管理アプリは、iBGStar の発売とともにiTunesからダウンロード可能になる予定。

2011年1-2月には市場に出る予定とされている。米国ではまだFDAの承認待ち。我が国ではどうなのでしょうか?

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