糖尿病内科 糖尿病合併症

Type 2 Diabetes is more hazardous and lethal than type1 diabetes in Funabashi City.

投稿日:

Long-Term Complications and Mortality in Young-Onset Diabetes - Type 2 Diabetes is more hazardous and lethal than type1 diabetes-
Maria I, et al. Diabetes Care,Vol36, Dec 2013.

オーストラリアのAustralian National Death  Indexを用いた論文。
表題の通り、2型糖尿病は1型糖尿病より危険で命取りだという結論。15-30歳にして2型糖尿病に至るというのは余程のことで、相当の悪さをしないと(不規則な生活や過食など)そこまで至らないはずです。オーストラリアでの研究であり、BMIなどは日本人とは単純に比較できないところもありますが、日頃の船橋市内の2型糖尿病患者さんたちをみても、このようなケースでは40歳過ぎには心筋梗塞、網膜症、神経障害などで大変な思いをされている場合が多いです。もちろん死亡率も高い。啓発に努めていかねばなりません。船橋市の糖尿病患者さんにも、若年の2型糖尿病患者さんが少なくない。示唆に富んだ内容だ。

目的
若年発症の2型糖尿病患者の長期臨床アウトカムを同年代発症の1型のそれと比較する。

方法
1986年創立の王立*プリンス・アルフレッド病院糖尿病センターのデータベースを2011年6月まで追跡。15-30歳発症の354名の2型糖尿病を15-30歳発症の1型糖尿病470名と比較。

結果
1型の観察期間23.4年、2型の観察期間21.4年。824名中71名(8.6%)が死亡。2型糖尿病の死亡率は11%と1型(6.8%)に比べて有意に高かった。発症から死亡までの期間は2型でより短い(26.9年対36.5年)。心血管死は50%対30%と有意に高い。2型糖尿病の方が微量アルブミン尿が早期に出現、(血糖以外の、脂質・血圧などの)心血管リスクファクターも高い傾向。神経障害と大血管障害も2型で多かった。

結論
若年発症2型糖尿病は致死率の高いフェノタイプであり、同年代で発症した1型糖尿病に比べて死亡率、合併症、心血管イベントがより高い。

*Alfred, Duke of Saxe-Coburg and Gotha (Francis Albert Augustus Charles Emmanuel; later The Prince Consort; 26 August 1819 – 14 December 1861) was the husband of Queen Victoria of the United Kingdom of Great Britain and Ireland .

-糖尿病内科, 糖尿病合併症

Copyright© 船橋市の糖尿病専門クリニック , 2018 All Rights Reserved.