糖尿病内科

武田薬品工業株式会社、リオベルLD錠を自主回収

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武田薬品工業株式会社は、自社の糖尿病治療薬 リオベルLD錠を自主回収することにした。既に回収を終えており、問題は発生していない。

武田薬品工業株式会社は、糖尿病治療薬の一部に別の錠剤の識別番号が刻印された錠剤が見つかったとして、自主回収すると発表した。自主回収を決めたのは、2型糖尿病治療薬の「リオベル配合錠LD」である。ピオグリタゾン15mgとアログリプチン25mgを配合している。対象は、2015年2月9日から4月1日までに出荷された製品の一部。およそ4500箱が出回っているということである。

武田薬品工業株式会社によれば先月31日、医療機関から「異なる識別番号の錠剤が混じっている」という指摘を受けた。調査を進めたところ、大阪市にある大阪工場で、主成分の量が多い糖尿病治療薬「リオベル配合錠HD」に使っている識別番号を誤って刻印していたことが分かった。

自主回収の対象の薬の一部はすでに処方された可能性がある。会社では、誤った識別番号に基づいて処方された薬を服用しても健康被害のおそれはないものの、有効性に問題が生じる可能性が否定できないとしている。

武田薬品工業株式会社は「関係者の方々に多大な心配をおかけし深くおわびします。再発防止対策を徹底し、自主回収にあたっては迅速かつ正確に情報伝達をします」とコメントしている。

リオベルHDの番号をLDに打ってしまった場合、HDだと思って内服したら実はLDだったということは生じうる。しかし、ピオグリタゾン30mgのつもりが15mgだったというだけに過ぎない。先生方もご存じの通り、ピオグリタゾンは決して強い薬ではないし、緩やかに作用する。2倍内服したら2倍血糖が下がるものではない。リオベルHDのつもりで飲んだらLDだったとしても、「気持ち、効きが悪いか・・・気のせいかな。」程度に過ぎない。大きな問題にはつながらないと考えられる。

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