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糖尿病は大昔から知られていた病気です。

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糖尿病という病名は2世紀に帝政ローマ時代のカッパドキアで開業医をしていたアレテウスによって命名されました。

英語で糖尿病のことを Diabetes Mellitus といいます。これはもともとギリシャ語でした。
Diabetes: ギリシャ語でサイフォン (高いところから低いところへ水が流れる )という意味。
Mellitus: ラテン語で蜂蜜という意味。

アレテウスは、蜂蜜のような甘い尿がとめどなく流れ出る病気という意味でこのような命名をしたのです。

アレテウスの記した書には
「水道から水が出るように尿を頻繁に出している」
「体の肉や手足が尿の中に溶け出して痩せる」などの記載があります。
食事療法として、ミルク・お粥・穀物・果物・甘口のワインなどの消化が良くて栄養の高い食べ物を考え出していました。

さらに遡ること300年余り。古代中国でも糖尿病の記載があります。
黄帝内経素門(こうていだいけいそもん) 紀元前250年頃記された書物です。
「消渇」という病気について記載があります。

「此れ肥美の発する所なり。此の人必ずしばしば甘美にして多く肥たるを食らうなり。肥たるものは人をして内熱せしめ、甘きものは人をして中満せしむ。故に其の気上り溢れ、転じて消渇を為す。之を治するに蘭を以って陳気を除くなり。」

つまり、脂っこいものやおいしいものの食べすぎで消渇になると記載されています。

さらに遡ること1300年。古代エジプトの医学書「エーベルス・パピルス」 紀元前1550年頃に記された書物です。

「多尿で喉の渇きの激しくなる病気」という現代の糖尿病と同じ症状の記述があります。

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