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糖尿病内科

膵β細胞の減少がPETでわかるようになる

投稿日:16/03/2010 更新日:

膵β細胞の減少がPETで分かるようになる可能性がある。

β細胞

β細胞

まだラットでの試験段階であるから、ヒトに臨床応用できるまでには至らないが、有望な技術だ。β細胞の減少を早期に発見できれば糖尿病の発症抑制に向けて有効な手立てを打ちやすくなる。高額の検査になるだろうが、人間ドックなどでは需要があるのではないだろうか。

Radiomanganese PET Detects Changes in Functional β-Cell Mass in Mouse Models of Diabetes
Diabetes 2017 Aug; 66(8): 2163-2174.

機能的β細胞量の非侵襲的測定は、1型および2型糖尿病の進行ならびに移植されたインスリン産生細胞の生存率をモニターするために臨床的に価値があるだろう。MRIを用いた以前の研究は、Mn 2+の電位依存性Ca 2+チャネル(VDCC)媒介内在化を介した機能的β細胞質量決定の見込みを示したが、この技術の臨床的有用性はMn 2+造影剤の細胞毒性レベルによって制限される。ここでは、陽電子放射断層撮影法(PET)が52Mn 2+(t1/2:5.6日)を用いて機能的β細胞質量を決定するのに有利であることを示す。動的および静的PETイメージングによって健常成体マウスにおける52 Mn 2+の全身分布を調べた。52Mn 2+の膵臓VDCC取り込みは、グルコース、ニフェジピン(VDCC遮断薬)、スルホニル尿素トルブタミドおよびグリベンクラミド(K ATPチャンネル遮断薬)、およびジアゾキシド(K ATPチャンネルオープナー)を用いてin vitroおよびin vivoで薬理学的にうまく操作できた。ストレプトゾトシン誘発1型糖尿病のマウスモデルにおいて、膵臓切片からのβ細胞量の古典的な組織学的定量化と並行して、膵臓における52Mn 2+の取り込みが健康な対照と区別された。52Mn 2+-PETはまた、プレタイプ2糖尿病のob/obモデルにおける機能的β細胞質量の予想される増加を報告し、その結果は組織学的β細胞質量測定およびβ細胞Ca 2+振動の生細胞イメージングにより裏付けられた。これらの結果は、52Mn 2+-PETが機能的β細胞量の非侵襲的評価のための敏感な新しいツールであることを示している。

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