日本糖尿病学会が糖尿病患者を減少させる新たなアクションプラン「DREAMS」を打ち出した。
現在のところわが国においては糖尿病患者数・合併症死亡者数も増える一方である(世界全体で見てもそうであろうが)。キング牧師の “I have a dream” のスピーチを思い出させる内容だが、いつの日か「糖尿病関連死亡者ゼロ」を達成すべく頑張っていかねばならないと思う。
日本糖尿病学会アクションプラン2010(DREAMS): 2010年を起点とする 5ヵ年計画。糖尿病の国内患者数は毎年約 30万人増加しており、07年時点での推計は約 890万人。一方で、約半数の患者が治療を受けておらず、合併症の危険にさらされている。今回のアクションプランは、こうした現状を踏まえて作成、
(1)早期診断・早期治療体制の構築
(2)研究推進と人材育成
(3)エビデンスの構築と普及
(4)国際連携
(5)予防
(6)抑制
の6つが柱となる。それぞれの柱の頭文字を取ってサブタイトルを「DREAMS」とした。