マイクロソフトが電子カルテの共有に取り組む
マイクロソフトがわが国で「電子カルテの共有」に取り組む。わが国の電子カルテ普及率は大病院で5割弱、診療所は1割弱。統一された規格はなく、富士通やNECなどの独自規格が乱立しているが、MSのシステムはほぼすべての規格に対応するという。
大学病院にいる間は複数の病院で勤務することが多いが、我々にとって電子カルテに慣れるのは大変なことである。勤務する病院ごとに電子カルテが異なると大変ストレスが大きい。電子カルテの「共有」も医療の効率化には大事だが、医師として電子カルテメーカーに望みたいのは「ユーザーインターフェースの共通化」だ。