循環器内科

ACE阻害薬ベナゼプリル

投稿日:02/09/2010 更新日:

アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤)ベナゼプリルとウシ血清アルブミン(BSA)の間の分子間相互作用の多重分光法と分子シミュレーション研究

高血圧症

高血圧症

Multi-spectroscopic approaches and molecular simulation research of the intermolecular interaction between the angiotensin-converting enzyme inhibitor (ACE inhibitor) benazepril and bovine serum albumin (BSA).

Spectrochim Acta A Mol Biomol Spectrosc. 2018 Dec 23;212:15-24.

一般的なACE阻害薬であるベナゼプリルは、動脈性高血圧症および鬱血性心不全の治療に広く使用されている。本研究では、様々な分光学的および分子ドッキング法を介してシミュレートされた生理的条件下(pH7.4)でベナゼプリルとBSAの間の相互作用の特性を評価した。蛍光および吸収分光法の結果は、ベナゼプリルが動的および静的消光機構を組み合わせてBSAの固有蛍光を消光することを示した。298Kでのベナゼプリル-BSA複合体の結合部位の数(n)および結合定数(Kb)はそれぞれ約1および6.81×103M-1であり、これはベナゼプリルとBSAとの間の結合親和性が中程度であることを示している。置換実験は、ベナゼプリルがBSAの部位Iに結合することを確認し、これは分子ドッキングと全く一致した。ギブス自由エネルギー(ΔG0)、エンタルピー変化(ΔH0)およびエントロピー変化(ΔS0)の値は負であり、ファンデルワールス力および水素結合相互作用が自発的結合の過程において主要な役割を果たすことを証明した。さらに、ベナゼプリル相互作用によるBSAの立体配座のわずかな変化が、SF、3-DFおよびFTIR分光法の結果を通して証明された。

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