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2型糖尿病患者におけるスマートフォンベースの患者中心型糖尿病治療システムの効果:24週間の無作為化対照試験

投稿日:14/06/2013 更新日:

2型糖尿病患者におけるスマートフォンベースの患者中心型糖尿病治療システムの効果:24週間の無作為化対照試験

糖尿病

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The Effect of a Smartphone-Based, Patient-Centered Diabetes Care System in Patients With Type 2 Diabetes: A Randomized, Controlled Trial for 24 Weeks

Diabetes Care 2019 Jan; 42(1): 3-9.

目的

本研究では、グルコースモニタリング、食事療法、身体活動、および臨床意思決定支援システムのための包括的なモジュールを含む、2型糖尿病に対するスマートフォンベースの患者中心型糖尿病ケアシステム(mDiabetes)の有効性を評価した。

方法

我々は、不適切にコントロールされた2型糖尿病の成人患者を対象に、24週間の多施設共同無作為化対照試験を実施した。患者は、mDiabetesグループまたはpaper logbook(pLogbook)グループに無作為に割り付けられた。主要評価項目は、2つのグループ間のベースラインからのHbA1cの変化の差であった。

結果

ベースラインからのHbA1cの減少は、pLogbookグループ(-0.06±0.10%、n=82)よりもmDiabetesグループ(-0.40±0.09%、n=90)の方が大きかった。調整された平均変化の差は0.35%であった(95%CI 0.14-0.55、P=0.001)。HbA1cが7.0%(53mmol/mol)を下回った患者の割合は、mDiabetes群で41.1%、pLogbook群で20.7%であった(オッズ比[OR] 2.01、95%CI 1.24〜3.25、P=0.003)。低血糖なしで7.0%(53mmol/mol)未満のHbA1cレベルを達成した患者の割合は、mDiabetesグループで31.1%、pLogbookグループで17.1%であった(OR 1.82、95%CI 1.03〜3.21、P=0.024)。2つのグループの間で重度の高血糖症と低血糖症のイベント数に違いはなかった。

結論

コントロール不良な2型糖尿病を有する患者に対するmDiabetesの実施は、安全性を保ちながら、HbA1cレベルの有意な減少をもたらした。

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