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1型糖尿病患者にブタの膵島を移植する話

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1型糖尿病患者にブタの膵島を移植する話が本格始動

これまで封印されてきた異種移植。ブタからの感染症を防ぐ指針によって実施できずにきたが、厚生労働省の研究班が5月27日、異種移植の指針を緩和して実現に向けて大きく舵を切った。

ブタの膵島細胞を半透膜で包んだ「バイオ人工膵島」

既に、ブタの膵島細胞を半透膜で包んだ「バイオ人工膵島」が開発されている。これは、ブタ由来の膵島細胞を直径0.5mmのカプセルに封入し、腹腔内に移植するものである。勿論、無菌環境下で飼育された新生仔ブタを用いて感染を回避する。画期的なのは、血糖値に応じてインスリンを分泌し、血糖を自然にコントロールすることが可能である点。カプセルは栄養因子等は透過するが免疫細胞等は透過しないため、免疫抑制剤を必要とせず、膵β細胞による血糖コントロールが可能となる。移植カプセルは平均2年間以上有効で、投与する際には入院不要と画期的だ。

動くNPO法人

1型糖尿病の患者と家族を支援するNPO法人「日本IDDMネットワーク(佐賀市)」は、バイオ人工膵島移植による根治を目指して、臨床応用のための研究を支援する資金集めに動いている。佐賀県のふるさと納税を活用して、ブタの人工膵島を作る細胞加工センターの建設に必要な1億円を、医療用ブタの無菌飼育室の建設などに2,000万円を寄付型のクラウドファンディングで集めようと奮闘している。頑張れ!

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