船橋市の糖尿病専門医・糖尿病指導医による糖尿病専門サイト。

船橋市の糖尿病内科・糖尿病専門医

GLP-1

リラグルチドは、cAMP / PKA /β-カテニンおよびPI3K / AKT /GSK3βシグナル伝達経路による血清剥奪によって誘導されるMC3T3-E1細胞のアポトーシスを阻害する

更新日:

リラグルチドは、cAMP / PKA /β-カテニンおよびPI3K / AKT /GSK3βシグナル伝達経路による血清剥奪によって誘導されるMC3T3-E1細胞のアポトーシスを阻害する

リラグルチド

リラグルチド

Liraglutide Inhibits the Apoptosis of MC3T3-E1 Cells Induced by Serum Deprivation through cAMP/PKA/β-Catenin and PI3K/AKT/GSK3β Signaling Pathways.

Mol Cells. 2018 Feb 21.

近年、インクレチンと骨との関係に対する関心が高まっている。以前の研究は、グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)およびその受容体アゴニストが、腸骨軸を介した骨芽細胞の増殖および分化を促進するなど、骨格代謝に有益な同化作用を及ぼすことを示唆している。しかし、骨芽細胞アポトーシスに対するGLP-1の効果および関与する基礎となる機構についてはほとんど知られていない。したがって、本研究では、マウスMC3T3-E1骨芽細胞のアポトーシスに対するグルカゴン様ペプチド-1受容体アゴニストであるリラグルチドの効果を調べた。

我々は、MC3T3-E1細胞におけるGLP-1受容体(GLP-1R)の存在を確認した。我々のデータは、リラグルチドが、Annexin V/PIおよびHoechst 33258染色およびELISAアッセイによって検出されるように、血清欠乏によって誘導された骨芽細胞MC3T3-E1細胞のアポトーシスを阻害することを実証した。さらに、リラグルチドはBcl-2の発現を上方制御し、最大効果のために中間濃度(100nM)でBax発現およびカスパーゼ-3活性をダウンレギュレートした。更なる研究は、リラグルチドがAKTのリン酸化を促進し、GSK3βのリン酸化の低下、Ser675のβカテニンリン酸化の増加、核β-カテニンの含有量のアップレギュレーションおよび転写活性とともに、cAMPレベルを促進することを示唆した。PI3K阻害剤LY294002、PKA阻害剤H89、およびsiRNA GLP-1R、β-カテニンによる細胞の前処理は、それぞれcAMP、AKT、β-カテニンのリラグルチド誘発活性化を無効にした。結論として、これらの知見は、リラグルチドによるGLP-1受容体の活性化が、cAMP/PKA/β-カテニンおよびPI3K/Akt/GSK3βシグナル伝達経路による血清欠乏によって誘導された骨芽細胞MC3T3-E1細胞のアポトーシスを阻害することを示している。

GLP-1は甲状腺C細胞で発現しており、骨吸収抑制作用を持つカルシトニン分泌を促進することで破骨細胞による骨吸収を抑制する。リラグルチドには骨を丈夫にする作用がある。

船橋市の糖尿病内科でリラグルチド(ビクトーザ)は良く使われており、骨粗鬆症の予防に役立っている。

-GLP-1
-

Copyright© 船橋市の糖尿病内科・糖尿病専門医 , 2018 All Rights Reserved.