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高齢者糖尿病の運動療法

投稿日:12/02/2010 更新日:

高齢者糖尿病の運動療法

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高齢者糖尿病では、運動療法の目的を血糖コントロール維持・改善や合併症予防だけではなく、要介護状態とならないように、ADLを維持することも重視していかなくてはならない。

老化、廃用の悪循環を断ち切って、体力や身体機能を維持・増進させることが重要だ。フレイルやサルコペニア、ロコモティブシンドロームを予防・改善できるかが運動療法においては重要だ。

ヒトの筋肉亮は30-40歳がピークで、毎年0.5-1%ずつ低下する。65歳以降で減少率が増大し、80歳までに30-40%低下すると言われている。たった1日絶対安静にしただけで、筋肉量は約2%も低下する。

サルコペニア

「サルコペニア」とは、「加齢に伴って生じる骨格筋量と骨格筋力の低下」のことである。人間は老化により、骨格筋量の進行的な低下、それも体力や機能の低下を導く大幅な低下を経験する。「サルコペニア」とは、ギリシャ語で「筋肉」を意味する「sarx」と「喪失」を意味する「penia」を組み合わせた造語である。サルコペニアは、身体的な障害や生活の質の低下、および死などの有害な転帰のリスクを伴う。

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フレイル

「フレイル(Frailty)」とは、日本老年医学会が提唱している「高齢者が筋力や活動が低下している状態(虚弱)」のことである。同会では、医療介護に携わる専門職に「フレイル」の理解と予防に取り組むことを呼びかけている。高齢者は、意図しない衰弱、筋力の低下、活動性の低下、認知機能の低下、精神活動の低下などの脆弱な状態(中段階的な段階)を経ることが多いことから、この概念が提唱された。高齢者は加齢に伴って不可逆的に老い衰えた状態になると理解されがちであるが、フレイルの概念によれば、適切な介入によって再び健常な状態に戻る可逆性が含まれている。そのため、「要介護状態に陥るのを防げる効果がある」として対策を呼びかけているものである。

サルコペニアとフレイルの違い

サルコペニアは、筋肉量減少を主体として、筋力、身体機能の低下を主要因としているのに対して、フレイルは、移動能力、筋力、バランス、運動処理能力、認知機能、栄養状態、持久力、日常生活の活動性、疲労感など、非常に広い要素が含まれている。

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