糖尿病内科

妊娠高血圧障害から2型糖尿病への進行における妊娠後BMI

投稿日:05/04/2013 更新日:

妊娠高血圧障害から2型糖尿病への進行における妊娠後BMI

妊娠高血圧症

妊娠高血圧症

Postpregnancy BMI in the Progression From Hypertensive Disorders of Pregnancy to Type 2 Diabetes

Diabetes Care 2019 Jan; 42(1): 44-49.

目的

妊娠後のBMIが妊娠高血圧障害の既往歴のある女性における妊娠後の2型糖尿病のリスクの増加にどの程度寄与するかを検討すること(子癇前症または妊娠性高血圧)。

方法

前向きコホート研究であるナースヘルススタディIIのデータを使用した。以前に妊娠糖尿病を発症していない45〜54歳の女性を対象に、2型糖尿病のリスクに関するBMIと妊娠高血圧障害の病歴との相互作用を調べた。臨床的および公衆衛生上の関連性については、加法的相互作用に焦点を当てた。主な結果の尺度は、標準体重を参照群として用いて多変量コックス比例ハザードモデルから計算された相互作用による相対的過剰リスクであった。

結果

合計で、56,159人の参加者のうち6,563人(11.7%)がHDPの病歴を持ち、1,341人の女性が436,333人年の間に2型糖尿病を発症した。妊娠高血圧障害病歴にかかわらず、BMIは2型糖尿病の強力な危険因子でった。しかし、2型糖尿病のリスクに関してBMIと妊娠高血圧障害の間に相加的な相互作用があるという証拠があった(P =0.004)。相互作用によるリスクの寄与率は、過体重の女性における0.12(95%CI −0.22、0.46)から肥満クラスIの女性における0.36(95%CI 0.13、0.59)の範囲であった。

結論

健康な体重を維持することは、2型糖尿病の中年リスクを減らすために、正常血圧妊娠のみの既往歴を持つ他の女性と比較して、妊娠高血圧障害の既往歴を持つ女性ではさらに重要になるかもしれない。

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