血小板減少症
25/12/2013
1)TTP→古典的5徴候+ADAMST13活性10%未満
古典的5徴候のうち動揺する精神障害なし
2)HUS
ガイドライン的には3主徴をもって診断する
溶血性貧血(破砕赤血球を伴いHb10未満)
血小板15万以下
急性腎障害(血清Cre値が年齢・性別基準値の1.5倍以上)
志賀toxin測定は?
3)HIT
HITの診断
■HITの臨床診断として,Warkentinが提唱する,4項目のスコア化で行う方法(4T's scoreing)がよく用いられる[11,12].
(1) Thrombocytopenia(血小板減少)
2点:50%以上の減少,または最低値2-10万/μL
1点:30-50%の減少,または最低値1-1.9万/μL
0点:30%未満の減少,または最低値1万/μL
(2) Timing(ヘパリン使用開始後,血小板減少の出現まで)
2点:5-14日,またはヘパリン使用歴(30日以内)があり1日以内に血小板減少
1点:14日以後あるいは時期不明,またはヘパリン使用歴(31-100日)があり1日以内に血小板減少
0点:ヘパリン投与歴がなく4日以内の血小板減少
(3) Thrombosis(血栓,HITの皮膚症状)
2点:血栓の新生,皮膚壊死,静注後の急性全身反応
1点:血栓の進行か再発,紅斑様の皮膚症状,血栓の疑いが濃厚
0点:なし
(4) oTher(血小板減少の他の原因)
2点:他の原因なし
1点:他の原因の可能性あり
0点:他の原因あり
スコアの合計が6-8点ならHITの可能性が高い.4-5点ならHITの可能性は中等度.3点以下はHITの可能性が低い.ただし,本法は万能ではなく,救急領域など血小板減少が元来存在する領域で4Tsの利用しにくい症例があることも知られている[4,11,13].よって,overdiagnosisに注意しながら4Tsを用いるべきである.
IgG/IgA/IgM型抗体検出EIA:感度>95%,特異度74-77%
PCI時にヘパリン使用。更にday3にAfが発覚したのちにヘパリンを投与開始している
血小板数の減少は入院直後から緩徐に進行していた。
入院時10.4万の50%以下に減少したのは病状悪化時12/1の3.4万
4Tsでいうとよくわからないけど恐らく4-5点で中等度だが、HIT抗体は陰性