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エンパグリフロジンの糖尿病患者心不全入院予防はDPP-4阻害薬に優る EMPRISE

25/01/2014

EMPRISE:エンパグリフロジンが、心血管疾患の有無にかかわらず、2型糖尿病患者のDPP-4阻害薬と比較して、心不全入院リスクの低下と関連していることを示した

エンパグリフロジンの糖尿病患者心不全入院予防はDPP-4阻害薬に優る EMPRISE

エンパグリフロジンの糖尿病患者心不全入院予防はDPP-4阻害薬に優る EMPRISE

Initial results from EMPRISE real-world evidence study shows empagliflozin was associated with reduced risk for hospitalisation for heart failure compared with DPP-4 inhibitors in people with type 2 diabetes with and without cardiovascular disease

エンパグリフロジンは、一般的に使用されているジペプチジルペプチダーゼ-4阻害剤と比較して、心不全の入院の相対リスクを44%低下させた。

エンパグリフロジンの心不全に対する効果は、心血管疾患の有無にかかわらず一貫していた。

EMPRISEの結果は、2型糖尿病患者および心血管疾患患者において、エンパグリフロジンが心不全の相対リスクを35%低下させた画期的なEMPA-REGOUTCOME®試験のデータを支持している。

EMPRISEは、心血管疾患の有無にかかわらず、2型糖尿病患者のDPP-4阻害剤と比較して、比較有効性、安全性、医療資源利用率、日常診療における費用のデータを提供することにより、EMPA-REGアウトカム試験の結果を補完するために2016年に開始された。この試験では、2014年から2019年の間の米国でのempagliflozin使用の最初の5年間を評価した。米国の2つの医療機関およびメディケアからの2型糖尿病患者20万人以上が試験完了までに含まれる予定である。2019年以降、アジアとヨーロッパを含む追加の帝石研究は、日常的な臨床治療におけるエンパグリフロジンの使用に関する国際的な見地から、世界各地からの洞察を提供する。ブリック・アンド・ウィメンズ・ホスピタルのPharmacoepidemiology部門と米国ボストンのハーバード・メディカルスクールの学術パートナーから、EMPRISE研究が開始され、主導されている。この研究は、ブリガムと女性病院とベーリンガーインゲルハイムとの学術的協力の一環である。

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