GLP-1

GLP-1受容体作動薬の特徴

17/01/2014

GLP-1受容体作動薬の特徴

GLP-1受容体作動薬が働くしくみ

GLP-1受容体作動薬は、DPP-4による分解を受けにくいように工夫したGLP-1のアナログ製剤です。内因性のGLP-1よりもDPP-4に分解されにくいので、長時間にわたってGLP-1の働きが維持されるようになっています。GLP-1受容体作動薬は、膵臓のβ細胞にあるGLP-1受容体に結合して血糖値が高いときだけインスリンの分泌を促すので、単独の使用では低血糖が起こりにくいとされています。また、1日1~2回投与で空腹時血糖値と食後血糖値の両方を低下させます。体重を減少させ、肥満の改善、インスリン抵抗性の改善により2型糖尿病を根本的に治療できる可能性が高いとされています。

GLP-1受容体作動薬の副作用

GLP-1受容体作動薬では胃腸障害が多く認められ、急性膵炎が起こる可能性もあるので注意が必要です。特にSU薬と併用すると低血糖の起こる頻度が単独で使用したときよりも高くなるので定期的な血糖測定を行うなど、慎重な管理が必要です。

リラグルチドの副作用

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バイエッタの副作用

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ビデュリオンの副作用

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リキスミアの副作用

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トルリシティの副作用

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