糖尿病内科

糖尿病学会と老年医学会が合同で高齢者の糖尿病の診療ガイドライン作成

投稿日:19/05/2015 更新日:

糖尿病学会と老年医学会が合同で高齢者の糖尿病の診療ガイドライン作成

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日本糖尿病学会と日本老年医学会は2015年5月、高齢者の糖尿病の治療の質を向上させるための合同委員会を設置したと発表した。高齢者の糖尿病に対する診療ガイドラインを作成する。

老年医学会は高齢者の糖尿病に関する追跡調査などで集めたデータに基づき、認知機能やADL(日常生活動作)、合併症の有無など、高齢者を細かく分類し、それぞれの項目に合った血糖管理の目標を設定することを提唱してきた。認知や体の機能が低下した人から元気な人まで多様な高齢患者に対して、どこまできめ細かな対応ができるかを検討し、1年後をめどにまとめる。

一方の日本糖尿病学会では2年前、年齢や罹病期間、低血糖のリスクなど、患者の状態によって個別に血糖管理の目標を定めることとしたが、高齢者に関しては、個別に目標を設定する具体的な基準を明示していない。糖尿病の治療では、腎不全や失明に至るのを防ぐため血糖値を下げることが大切だが、高齢者では低血糖を起こし、認知症の危険性が増す場合があることも知られる。このため患者の状態に応じて血糖値をどの程度に下げることを目指すべきか、下限も設けるべきかなどが論点となりそうだ。

こうした背景から、両学会では今後、高齢者の状態に応じた最適な血糖管理の目標を設定するための協議を進める予定である。

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