糖尿病内科

カーボカウントについて

16/05/2018

カーボカウントについて

カーボカウントの実際

カーボカウントの実際

カーボカウントは、炭水化物の量に絞って食後の血糖を管理する方法です。シンプルで理解しやすいようになっているのが特長です。

体重、血糖濃度、生活の質など目的に応じて食事を選択し、血糖の管理に役立てることができます。

炭水化物のことを英語でcarbohydrates:カーボハイドレイトといいます。略して、カーボです。炭水化物のことです。

炭水化物を数える=カーボカウントです。

カーボカウントは、炭水化物の量を数えることなんです。

カーボカウントの実際

米国では 1カーボ=15gとしています。当サイトでもそれに倣って1カーボ15gとします。

例えば、1日の炭水化物の摂取量を250g※ とすると、250g÷15=16.7カーボとなります。

1日に3食摂る人であれば、朝5カーボ、昼5カーボ、夜6.7カーボと割り振っていき、それを参考に食事をするのです。

※)炭水化物の量は、1日の総摂取カロリーから計算することが多いです。
1日2000kcalを摂取するとして、そのうち50%の1000kcalを炭水化物から摂ることとします。
炭水化物は1gあたり4kcalなので、1000kcal÷4kcal/g=250gとなります。

ただし、カーボカウントを使うには、炭水化物の量が分かる必要があります。

コンビニなどの商品は、栄養素の表示があるので参考にできますが、それ以外の食事では、慣れるまではカーボカウントが分かる本などを見ながら計算していく必要があります。

船橋市の糖尿病内科ではカーボカウントをお勧めしています。ぜひ、やってみましょう。

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