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高血圧症

サイアザイド系利尿薬の承認用量を見直しへ

投稿日:01/05/2009 更新日:

サイアザイド系利尿薬の承認用量を見直しへ

thiazide

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個人的にサイアザイドが好きでよく使っている。私が使うのはもっぱらフルイトランだ。

一錠2mgなのだが、数年前に読んだ日内会誌の記事では1mgが推奨されていたのでほとんどの場合「半錠」を処方している。単剤で処方するケースは稀で、ほぼARBかACEIと併用だ。私は第一三共のオルメテックとフルイトランの併用がお気に入りだ。

オルメテック20mg+フルイトラン1mg。ARBの中でも優れた降圧効果を持つオルメサルタンとフルイトランの組み合わせは理想的だ。降圧に難渋する症例もこの組み合わせでうまく行くことが多い。ARBの増量やカルシウム拮抗薬の併用よりもコストパフォーマンスが圧倒的に良い点も評価できる。

プレミネントの記事で述べたのでご参照頂きたいが、ARBとサイアザイドは理想的な組み合わせなのだ。一方は高Kを、他方は低Kを来すがそれを相殺することができる。降圧不十分な場合のARBの単剤増量はコストパフォーマンスを著しく落とすが、サイアザイドとの併用はそれをクリアできる理想的な方法だ。

フルイトランは割線が入っていて容易に割れるのだが、患者さんに割る手間を強いるのが申し訳ないと感じている。高齢者の場合は特に大変だと思うので「一包化」してしまっている。今回の検討会の結果を踏まえて、フルイトラン1mg錠を是非作って欲しい。「ハーフジゴキシン」や「グリミクロンHA錠」のように需要があるはずだ。

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