GLP-1

2型糖尿病対象、インスリングラルギンに対するデュラグルチドの有効性および安全性(AWARD-2)

投稿日:17/07/2015 更新日:

Diabetes Care 6月号に掲載されたデュラグルチド(トルリシティ)の論文

Efficacy and Safety of Once-Weekly Dulaglutide Versus Insulin Glargine in Patients With Type 2 Diabetes on Metformin and Glimepiride (AWARD-2)

Diabetes Care June 18, 2015

トルリシティの論文(Diabetes Care 2015年6月号) Diabetes Care 6月号

日本国内ではトルリシティ0.75mgが8月に発売予定である。この論文で論じられたのは海外の1.5mg,0.75mgである。残念ながら日本では当面0.75mgしか使用できないが、0.75mgであってもグラルギンに対して非劣性であることが示されている。2型糖尿病患者さんの治療のためにデュラグルチドを使用できる日はもうすぐである。糖尿病患者さんの選択肢が増えるのは良いことだ。

目的

この研究では、2型糖尿病患者のメトホルミンとグリメピリドの最大耐量を併用した、週1回のデュラグルチドと毎日投与のインスリングラルギンとの有効性と安全性を比較した。主要な目的は、52週目のベースラインからのHbA1c変化におけるグラルギンに対するデュラグルチド1.5mgの非劣性であった。

方法

810症例、78週間のオープンラベル試験。デュラグルチド1.5mg,デュラグルチド0.75mg,グラルギンにランダム化されている。

結果

ベースライン mean ± SD HbA1c は 8.1 ± 1.0%であった。デュラグルチド1.5mg群はベースラインから −1.08 ± 0.06% 、デュラグルチド0.75mgは−0.76 ± 0.06% 、グラルギンは−0.63 ± 0.06%であった。デュラグルチド1.5mgはグラルギンに対して優越性、デュラグルチド0.75mgはグラルギンに対して非劣性であった。

結論

デュラグルチド1.5mgはグラルギンに比べてHbA1cを改善し、体重減少をもたらす。消化器症状を増やすものの、低血糖症状はより少なくする。

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