糖尿病内科

東アジア諸国と米国における新しい糖尿病薬の浸透

21/02/2014

東アジア諸国と米国における新しい糖尿病薬の浸透:国境を越えた比較研究。

januvia

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Penetration of new antidiabetic medications in East Asian countries and the United States: A cross-national comparative study.

PLoS One. 2018 Dec 12;13(12):e0208796.

背景

糖尿病患者の数は特にアジア太平洋地域で増加している。彼らの多くは糖尿病薬で治療されている。地域の抗糖尿病薬の恩恵と有害性に関する研究の基礎として、新しいクラスの糖尿病薬の市場浸透のパターンに関する情報は、その後の研究のための文脈を提供し、結果を分析し解釈する上で重要である。

方法

台湾、香港、日本、米国のDPP-4阻害薬の浸透パターンを比較した。我々は台湾の国民健康保険研究データベース、香港の臨床データ分析と報告システムの無作為標本、日本の医療データセンターデータベース、および米国メディケアデータベースの無作為標本5%を観測医療成果パートナーシップのコモンズ経口糖尿病治療薬の新規ユーザーを特定するためのデータモデルを使用した。2010年の台湾人集団の患者の年齢および性別による薬物使用の有病率および発生率を標準化した。DPP-4阻害薬とビグアナイドの新規使用者の年齢、性別、併存疾患および併用薬を比較した。

結果

市場参入1年後のDPP-4阻害薬の使用は、日本で最も高く、香港では最も低かった。台湾、香港、米国のビグアナイドユーザーに比べ、新規ユーザーの心不全、高脂血症、腎不全の割合は高かったが、日本でも同様の割合を示した。DPP-4阻害薬(例えば、香港)の浸透率が低い国では、使用者はビグアナイド使用者と比較して複数の併存疾患を有する糖尿病を有していた。普及率の高い国(日本など)では、合併症のあるユーザーの割合はビグアナイドユーザーの割合に似ていた。

結論

我々は、アジアの異なる国々で新たに市販された糖尿病患者の浸透パターンの顕著な差異を観察した。これらの結果は、将来の研究に役立つ基本的な情報を提供する。

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