糖尿病内科

英アストラゼネカ、日本市場で攻勢

23/12/2009

英アストラゼネカ、日本市場で攻勢/h2>
フォシーガ

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英アストラゼネカは日本の「ドラッグ・ラグ」問題の影響を回避すべく、欧米と同時に日本国内で治験を進めて新薬の早期投入を進める計画のようだ。以下に日本経済新聞の記事を引用する。ちなみに、AZの糖尿病薬(P2)の ダパグリフロジン はインクレチン関連薬の次のターゲットと目されるSGLT2阻害薬である。ダパグリフロジンは世界で先行しており、アストラゼネカが糖尿病薬の世界的なプレーヤーになるかどうかがかかっている。

2009年12月22日 日本経済新聞
英製薬大手アストラゼネカは2014年までに日本で2種類の医療用医薬品を発売する。従来は国内の新薬開発期間は欧米に比べ2、3年長くかかっていたが、日米欧でほぼ同時に臨床試験(治験)を完了できる体制を整えた。日本で新薬投入を早め、抗がん剤などの分野で事業拡大を急ぐ。
日本法人のアストラゼネカ(大阪市)の加藤益弘社長が21日、明らかにした。開発後期段階にある前立腺がん、肺がん、糖尿病薬などが新製品の候補。厚生労働省への承認申請・取得を経て13年と14年に1種類ずつ投入することを目指す。
同社は欧米で治験開始後、2ヶ月以内に日本でも同様の治験を始められるようにした。新薬は日本だけで治験を進める場合と比べ、2-3年早く売り出せる見通し。
日本法人の09年12月期売上高(薬価ベース)見通しは約2400億円。15年12月期には売上高(薬価ベース)を09年12月見込み比5割増の3500億円に増やす。
日本の医療現場では、欧米で販売されている医薬品が国内では開発が進んでいない「ドラッグ・ラグ」が問題になっている。

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