SGLT2

SGLT2阻害薬を含むネットワークメタアナリシスのレビュー-2型糖尿病におけるネットワークメタアナリシスの結果の実施と解釈-

30/06/2010

2型糖尿病におけるネットワークメタアナリシスの結果の実施と解釈-SGLT2阻害薬を含むネットワークメタアナリシスのレビュー-

heart disease

Conducting and Interpreting Results of Network Meta-Analyses in Type 2 Diabetes Mellitus: A Review of Network Meta-Analyses That Include Sodium Glucose Co-transporter 2 Inhibitors.

Diabetes Res Clin Pract. 2019 Jan 11. pii: S0168-8227(18)31178-1.

目的

ネットワークメタアナリシス(NMA)は、2型糖尿病の治療に利用可能な治療法の比較有効性データを作成するための貴重な方法である。このレビューは2型糖尿病の治療のためにSGLT2阻害薬を評価するNMAを評価し、NMAの実施と解釈における潜在的な問題について議論する。

方法

系統的な文献検索は、検索用語「ネットワークメタアナリシス」、「SGLT2」、およびこれらの用語のバリエーションと個々のSGLT2阻害剤名を使用して、2018年9月13日に行われた。抽出されたデータには、NMAの目的、方法、対象集団、治療法、試験のエンドポイント、追跡期間、および資金が含まれていた。NMA間の違いを調べた。

結果

35の完全長出版物が包含基準を満たしていた。ほとんどのNMAにおいて、標的集団は治療計画(例えば、メトホルミンとの併用)によって定義された。NMAで認められる追跡調査間隔はかなり多様であった(範囲、4-208週)。29のNMAには、ダパグリフロジン、28の評価カナグリフロジン、および27の評価エンパグリフロジンが含まれた。9人のNMAは、頻度主義の方法を使用した。 16はベイズ法を用いた。6つのNMAは製薬会社によって資金提供されていた。NMA間の不均一性は、範囲、期間、および分析設計のその他の側面で見られた。

結論

このレビューは、NMAを報告するための方法論的ガイドラインが一般的に従っていたことを示しているが、NMAの範囲と目的の明確な報告を必要とする2型糖尿病特有のガイダンスの必要性も強調している。

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