1型糖尿病患者さんに、SGLT2阻害薬スーグラが使えるようになる。
スーグラは2型糖尿病でも国内初のSGLT2阻害薬でしたが、1型でも初となりましたね。1型糖尿病にはインスリン製剤と併用して使用します。
アステラス製薬と寿製薬はSGLT2阻害薬「スーグラ錠」(一般名:イプラグリフロジンL-プロリン)について、アステラス製薬が日本で「1型糖尿病」の効能・効果および用法・用量追加の承認を取得したと発表した。
スーグラ錠は、スーグラ錠は、アステラス製薬と寿製薬の共同研究で見出されたSGLT2阻害薬。SGLT2を選択的に阻害することでブドウ糖の再取り込みを抑制し、血糖値を下げる。アステラス製薬が日本で2014年に「2型糖尿病」を効能・効果として承認を取得し、同年4月に発売した。
「スーグラ錠」の効能・効果および用法・用量追加により、インスリン治療を行ったにもかかわらず血糖コントロールが不十分な1型糖尿病患者に新たな治療選択肢がもたらされることになる。
実際に1型糖尿病患者さんに使用すると、非常に効果のある患者さんが少なくない。フリースタイルリブレでみるとベーサルインスリンをかなり減らせる。ボーラスもそこそこ減らせる。