GLP-1

GSKの週一回型GLP-1受容体作動薬 Tanzeum (Albiglutide)

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日本未発売の週一回投与型GLP-1受容体作動薬

Tanzeumの名前で米国市場では既に発売されている。

Tanzeumの名前で米国市場では既に発売されている。

欧州ではEperzanという名前になっている。ビデュリオン、トルリシティに続く第三の週一回型GLP-1RAである。

2014/6/29 米国市場で発売。適応は、成人における2型糖尿病の運動および食事療法との併用。
Tanzeumの添付文書には、同クラスのげっ歯類の試験で甲状腺C細胞腫瘍の発現が認められたことから、注意書きされている。
GSKがDiabetes Careに掲載している広告には以下の記載がある。

WARNING: RISK OF THYROID C-CELL TUMORS
Carcinogenicity of albiglutide could not be assessed in rodents, but other glucagon-like peptide-1 (GLP-1) receptor agonists have caused thyroid C-cell tumors in rodents at clinically relevant exposures. Human relevance of GLP-1 receptor agonist induced C-cell tumors in rodents has not been determined. It is unknown whether TANZEUM causes thyroid C-cell tumors, including medullary thyroid carcinoma (MTC), in humans.
TANZEUM is contraindicated in patients with a personal or family history of MTC or in patients with Multiple Endocrine Neoplasia syndrome type 2 (MEN 2). Counsel patients regarding the potential risk of MTC and symptoms of thyroid tumors (e.g., mass in the neck, dysphagia, dyspnea, persistent hoarseness).Routine monitoring of serum calcitonin or thyroid ultrasound monitoring is of uncertain value for early detection of MTC in patients treated with TANZEUM.

FDAは、Tanzeumが甲状腺C細胞腫瘍を誘発するかどうかは不明と述べている。

日本ではP3

日本GSKがAlbiglutideを発売するかどうかは2015年7月現在未定である。なぜなら、GSKのMRリストラが急速な勢いで進んでいるからである。2015年3月末現在の日本GSKのMR数は前年度から600人規模で減少。同社はノバルティスとグローバルで事業スワップを実施しており、日本国内ではGSKのがん事業がノバルティスに譲渡された。これにより、同事業に携わるMRや研究開発部門といったメンバーのほとんどが、3月中にノバルティスファーマへ転籍した模様だ。GSKは同時にグローバルでMRの個人売上目標をなくすといった営業刷新を行っており、日本でも今年から実施している。併せて早期退職者を募集したとされている。しかしながら、移転先のノバルティスファーマも500人以上削減したとみられている。この外資2社がMR削減の2強だ。このあおりを受け、Tanzeumの日本国内発売も見通しが立たなくなっているのだ。

ビデュリオン
トルリシティ
に加えて、本製品が日本で使えるようにしてほしい。船橋市の糖尿病患者さんに朗報だ。

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