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うわっ・・・私のHbA1c 低すぎ・・・?

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うわっ・・・私のHbA1c低すぎ?

うわっ・・・私のHbA1c低すぎ?

【HbA1c低すぎ娘】が現れそうな展開である。

HbA1c5%未満の人は5-5.4%の人に比べて脳出血や心筋梗塞などの心血管疾患を発症する可能性が1.5倍と高くなる。脳出血は1.72倍のリスク増だ。

国立国際医療研究センターと東京女子医大の研究チームが、心血管疾患のない46~80歳の日本人約3万人を約9年追跡し、HbA1cと発症との関係を調べ6月11に発表したデータを一言でいえば、上記になる。

HbA1c6.5%以上の人は1.77倍。いわゆるJカーブである。

厳格な血糖コントロールは大血管障害を抑制できず、重症低血糖が増加し、体重は増加し、総死亡率はかえって増加してしまう。

ACCORD studyにおいて示されたことが、日本でも示されたと言えるだろう。特に、罹病歴が長い、すでに合併症を有する症例やハイリスク症例など、既に合併症が出現している罹病期間の長い糖尿病をHbA1cを指標として急速な血糖低下を図ることは危険である。無闇に血糖を下げれば良いという時代は終わったのである。重症低血糖なくゆっくり下げることの重要性が示さている。船橋市の糖尿病を専門とする医師達にはコンセンサスとなっているこのようなことも、まだまだ世間には認知されないままである。特に、SU剤を漫然と処方されてHbA1c5%台であるような高齢者には注意が必要である。HbA1cしか指標がないのが問題をさらに複雑化させている。内服治療しかしていない患者はSMBGが保険適応ではないので、頻回に血糖を測ることが難しい。Flash Glucose Monitoringのような非侵襲型の血糖測定器を内服患者さんにもできるようになればよいのだが。

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