メトホルミン

ビグアナイド薬

投稿日:06/06/2010 更新日:

ビグアナイド薬

メトホルミン

メトホルミン

日本では以下の2種類が使用されています。

メトホルミン(「メトグルコ」、「グリコラン」に加えて「メトホルミン塩酸塩(○○)などの後発医薬品)
ブホルミン(「ジベトス」「ジベトンS」など)

近年ではメトホルミンを含有する合剤が多くあるので造影剤を使用した検査をする場合には注意が必要です。

エクメット
メトアナ
イニシンク
メタクト
など。

乳酸アシドーシスは?

海外で過去に「フェンホルミン」という別のビグアナイドで乳酸アシドーシスがみられたために長い間評価されませんでした。しかし近年、フェンホルミン以外は副作用が非常に少ないことが分かってきたために世界的に見直され、フェンホルミン以外のビグアナイドは広く使われるようになってきています。船橋市の糖尿病内科でもよく処方されています。日本でもメトホルミンの投与量の上限がアップされて最大2,250mgまで使用できるようになりました。日本ではまだ発売されていませんが、メトホルミンの徐放剤(ゆっくり放出されて長時間作用するタイプの薬剤)も開発されていて、使いやすくなりそうです。発売から半世紀以上経過した歴史のある薬剤ですが、メトホルミンの抗癌作用が発見されるなど、目が離せない薬剤です。

ビグアナイド薬は、以下の機序で血糖改善をもたらします。

  • 肝臓における糖新生(肝臓でブドウ糖が作られること)を抑制します。
  • 小腸でのブドウ糖吸収を抑制します。
  • 肝臓・骨格筋でのインスリンの働きを改善します。
  • また、体内の脂肪の分解を促進したり食欲を抑える効果があるため肥満の患者さんの治療に適しています。

ビグアナイドの副作用

内服開始当初下痢などの腹部症状が起きることがありますが、数日内に消える場合が多いです。腎機能低下例、高齢者、心不全や呼不全のある例では「乳酸アシドーシス」のリスクが出てきますで慎重に投与せねばなりません。

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